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2017-03-30

金利について学べば、お金のことがよくわかる


金利とは、その期間のアンマッチに対する使用料のやり取り

借りたいと思っている人が少ない一方で、貸したい人が山のようにいる

日本銀行がマイナス金利導入決定のニュースは大々的に報じられていたので、知ってました。
ただ、このことについて、誤解している人が多いなと思いました。
「銀行はお金を貸したがってるんだから、借りやすくなったね」
「金利が安いから、たくさん借りていろんな物を買おう」
こんな話が周りから聞こえてきます。
でも、世の中そんなに甘くないんですよね。
日本銀行がマイナス金利を導入したのは、民間銀行がお金を貸したがらないからなんですね。
つまり、民間銀行の本音はお金を貸したくないんです。
貸したくない理由は、日本人にお金を返す能力がないから。だから、家や車を担保に取れる住宅ローンやマイカーローンなら貸すけど、担保が取れないお金は貸してくれません。
そりゃそうですよね。銀行はサラ金みたいに強引な取り立てが出来ないから、返せない人には貸したくないでしょう。逆の言い方をすると、サラ金は強引な取り立てでむしり取れるので、返す当てのない人にも貸してくれます。
だから、返す計画がないお金は、どんなに金利が安くても借りない方がいいと思います。
例えば、100万円を金利1%で借りて、それで何かを100万円分仕入れて、全部売り切ったとして、売上の合計額が110万円になっていれば、10万円の粗利益から1万円の金利を引いて、9万円の利益ですよね。
でも、100万円を金利1%で借りて、美味しいもの食べて、服を買ったなら?
はい、返す当てはありません。毎月の給料から借りた100万円と金利の1万円を払う。
すると、1万円の損失ですよね。
結局、金利が安くなっても借りたお金を資金として活用して、借り金額以上に出来なければ損失。もちろん、金利が安いんだから、ちょっとでも増やすことが出来れば、利益が出るのでチャンスです。だから、安い金利で借りられるのだから、それをどう活かせば増やせるかが大事なんですよね。

金利には名目金利と実質金利があるということを理解していましたか? 

実質金利が高い国では、なぜ、住宅購入や工場建設が行われない

実質金利が高い国は結果として不景気になる

主要国間の為替水準は、投機で決まる

以前、FXをやっていたので、為替が動く理由については理解してました。
為替や世界経済に興味がある方は、FXがおススメですよ。国の実力より、投機マネーの影響が大きいので、株の相場と似ています。どんなニュースに為替が反応するのか。どんなときに、円が高くなったり安くなったりするのか肌で感じることが出来ます。もちろん、各国の政策金利の発表で為替は動きますが、その他にも米国の雇用統計やテロ事件・選挙・地震や津波などの天災でも大きく動きます。
投資の勉強を始めると、外貨預金の広告を目にするようになります。日本の銀行に預けても、ほとんど利息が付かないのに、外国の銀行だと超高金利。そういう広告を見ると、気になりますよね。外貨預金の場合、利益が出るかどうかは為替の影響がほとんどです。いくら金利が高くても、為替が動けば数%の金利の影響なんて吹き飛んでしまいます。だから外貨預金するなら、ドルコスト平均法で毎月一定額を積み立てて、為替の影響を少なくする方法がいいと思います。
あるいは、株と同じ考え方で、今は安いけど、これから高くなりそうな通貨に預金すると金利以上に利益が出る可能性もあります。(予想がハズレたら、金利が高くても元本割れです)
もし、日本の物価が上がっても、金利が上がるのはその後になるので、資産は目減りします。自分の資産が減るのを防ぐためにも、為替を学んで円以外の通貨を持つことも検討した方がよいと思いました。

金利は人や国、会社によって違う。貸す相手への信用リスクが含まれている

日本の政府の信用リスクは低いと格付けされている

住宅ローンを借りるためにはそれなりの信用が必要。住宅の価格変動リスクを自分が負う

金利は人によって違うというのは理解してました。以前、日本政策金融公庫から融資を受ける際の申請書の書き方セミナーを受けた際に、講師の方が、公庫からの融資は1回目が一番難しい。一度融資を受けて、きちんと返済していれば、こんどは向こうから借りて下さいと言ってくる。というお話をされてました。つまり、返済計画という机上の空論より、実際に稼いで返済している実績の方が大事なんですね。信用を失わないためにも、借りたお金はきちんと返済することが大事なんですよね。
住宅ローンについては、いろんな意見がありますよね。わたしは家を買いました。今も住宅ローンを払っています。わたしが家を買ったあとも、土地の公示価格は下がり続けました。建物の価値は、建てた直後から毎年下がります。たぶん、ずっと住むつもりなので資産価値はあまり気にしていません。それより、子供と一緒に暮らす期間を、どんな生活空間が良いのかを優先しました。

キャピタルゲインとインカムゲイン

金利の話は難しいなって思っている人は、たぶんインカムとキャピタルが混乱しているからだと思います。
下の方に、参考文献のリンクを貼っているので、読んでもらえると理解できると思います。
株の配当利回りについては知ってましたが、あまり注目してませんでした。株は売却益で儲けるものだと考えてました。つまり、安い株を買って高い時に売って、その差額が利益になる。でも、これをやってる人は資産がつくれないんですね。
優良企業の株を買って長期で保有する。
毎年の配当利回りで資産を殖やす。
これ、これですよ!
なんとなくですが、イメージが出来てきました。専門用語でいうと、株や土地などの資産そのものの価格変動で利益を得るのがキャピタルゲイン。株の配当利回りや、土地を貸して家賃などの利益を得るのがインカムゲイン。
あ〜、なんか資産運用に対する取組み方が分かったような気がします。最近いわれている、フロービジネスの考え方とも繋がりました。いままでの資産運用の知識としたあった、点と点がつながって線になり、面になりそうです。
【参考文献】
キャピタルゲインからインカムゲインへ
フロービジネスからストックビジネスへ
今までは、どうやってキャピタルゲインで利益を得ようかと考えてましたが、これからはインカムゲインで利益を得る方法を考えてみようと思います。

金利を通じて資本市場が活性化し、さまざまなサービスが提供が可能になる

企業や国は基本的には借金主体であり、家計は貸付主体である

わたしたち個人に出来ることは、現金を貯めること。ある程度、現金が貯まれば投資家になれます。自分の持つ現金を、安全で成長が見込め、出来るだけ金利の高いところに投資をする。投資をするというのは、直接投資でなくても、株・債券・投資信託を買うのも投資ですよね。
そして、気をつけなくてはいけないのは、お金を借りるとき。借りたお金を増やす見込みがないのなら、お金は借りない方が良い。家や車などの大きな出費のために、一時的に借りるのは仕方ないが、その時は、出来るだけ低い金利で借りて、速やかに返済する。ふだんの生活資金を高金利で借りていると、現金を貯めて資本家になることは出来ないし、いずれ家計は破綻する。
資本主義の仕組み、金利の意味を理解して、自分が働いてお金を稼ぐだけではなく、自分の持っているお金にも働いて稼いでもらう「共働き」の方法を考えたいです。

金利を理解すれば利益を出せる

流動性が高いと金利が低く、流動性が低いと金利は高くなるんですよね。だったら、今すぐ使う予定のない資金は流動性が低くてもいいから、金利の高いところに投資することで利益を上げることができる。逆に、いつでも使えるようにしておきたい資金は、金利が低くても流動性が高い普通預金に預ける。そうやって、自分の手持ちの資金を分散させることで、利益を得る手段があるように思います。

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