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2017-03-28

決定力! ブックレビュー 〈その2〉


A 決断の前に距離を置く

「一時的な興奮や感情で間違った選択肢を取ってしまう」
職場で何か決めなきゃいけない時、感情的な発言をする人っていますよね。
一時的な興奮や感情なので、言ってることが間違っている場合も多い。
その人が、若い人だったり、あまり権力を持っていない人だったら別にいいんですよ。誰かが、その人に注意してそれで終わり。厄介なのは、年長者や権力を持っている人が感情的な発言をした場合です。こんな時は、もーー大変ですよ。誰も反論出来ないので、その感情的な意見が通ってしまいそうになる。
そんな時は、勇気を出して発言するようにしています。感情的にならず、客観的に、ゆっくり話す。
相手が感情的になっているのに、こちらまで感情的になったら話し合いになりません。それに相手の方が立場が上なんだから、感情で対決したら、こちらが負けます。
だから、こちらはあくまで冷静に。客観的な数字を出してみたり、今は良くても将来的には大丈夫なのかを予想してみたりしながら、ゆーっくり話す。
そうしてると、周りの人も援護射撃をしてくれる。
感情的な発言をした偉い人も、ちょっと冷静になるので話を聞いてくれる。
一番危険なのは、誰かが感情的になった時に、周りが黙ってしまうことだと思います。
黙ってしまうと、感情的意見を選択してしまう。感情的意見というのは間違っている場合が多い。だから、ちょっと勇気を出して発言して、場を冷ます。
そんな感じで議論を落ち着かせて、一時的な興奮や感情で間違った選択肢を取らないように心掛けてます。

「人生の優先順位を明文化する」

わたしの人生の優先順位は「カッコいい」かどうかです。これは、むかーしから変わらず優先順位の一番です。しかし、誰が「カッコいい」と思うのか、という部分が昔と今では、まるで違ってきました。
中学生ぐらいの頃、どうやったらカッコよく見えるかを考えていました。もっと具体的にいうと、どうやったら女の子にモテるかについて、常に考えていた。
どんな髪型がいいのか、どんな服装がいいのか。
どんな仕草で、どんな会話をしたらいいのか、真剣に考えていた。
すべての行動の基準は、女の子がカッコいいと思ってくれる自分に成ることでした。
それから月日は流れ、結婚し子供が生まれた。わたしは、女の子からカッコよく思われることを真剣に考えなくなりました。
今は、どんな夫がいいのか、どんな父親がいいのか。どんな考え方をし、どんな生き方をしたらいいのか、真剣に考えています。
すべての行動の基準が、自分がカッコいいと思える自分に成ることになりました。
髪型や服装などの”見た目”や、人からどう思われてるかという、”人の視線”の優先順位が下がりましたから、”見た目”や”人の視線”を気にして行なっていた行動を積極的に止めるようにしています。

P 誤りに備える

転職や独立など人生の大きな決断の時には、生活するのに最低限いくら必要かを考えてます。
住宅ローンや家賃が高額であったり、子供の教育にお金が掛かっている時期は大きな決断は行なわないようにしています。
出来るだけ、必要なお金が少ない時期にリスクを取って決断をする。
じぶん一人だったら、年間100万円ぐらいあれば充分生活出来ます。
100万円ぐらいなら貯金を切り崩しても数年持ちますし、コンビニでバイトして稼ぐことも出来る。
だから、なるべくローンはせず、教育資金は学資保険や奨学金を利用して固定費を減らすようにしています。
そして、一番のリスク管理は体力だと思います。
前置きの例でも、「いざとなったら歩けばいい」という体力があるから出来ることです。
どんな最悪のパターンになったとしても、体力と気力さえ充実していれば、何とかなります!

「アラームをセットする」

アラームはヒトの体にもあります。例えば、心臓の血管が詰まる心筋梗塞。急に胸が激しく痛くなれば分かりやすいアラームなので、すぐに救急車を呼ぶでしょう。でも、もっと分かりにくいアラームが、けっこうあります。
・肩や腰がなんとなく痛い。
・歯が痛い。
・左手の小指が、なんか痛い。
これらも心筋梗塞の症状なんですよ。腰が痛いから整形外科に行ったら、実は心筋梗塞だったとか、歯が痛くて歯医者に行ったのに、心筋梗塞だったってこと、よくあります。
こういうアラームの段階で気が付くと、助かる確率も高いです。
しかしアラームを見過ごしてしまい、胸が痛くなってからでは手遅れで、亡くなることもあります。「なんで腰が痛くて病院に来たのに、心電図しないといけないんだ!」と、怒る患者さんもいるんですが、それがアラームの可能性があるからなんですね。
こういうアラームって、人間だけでなく会社でもありますよね。ボーナスが出なくなったり、給料の支払いが遅れたり。有能な社員が辞めたり。
そういうアラームが鳴っているのに気づかないと、ある日突然会社が倒産したり、リストラされたりすると思うんです。ほんとうは、ある日突然じゃなくてアラームは鳴ってたんですよね。
それに気付いた人は、さっさと辞めて新しい道に進み、気づかなかった人は路頭に迷う。

常に情報収集と自己判断を行なうこと

自動運転にならないように気をつけて、違和感を感じたら、すばやく意思決定を行なうことが大事なのかなと思いました。

まとめ

意思決定のプロセスを学んで、もっとも強く感じたことは、
「意思決定を先送りしないこと」
「思考停止に陥らないこと」
この2つを強く感じました。
意思決定って、毎日大量にありますよね。カンタンなことなら、その場その場で決めていきます。でも、本当に大切なことや重大な意思決定は先送りしてしまっている。あるいは、考えるのを避けている。
断捨離だって、捨てるか捨てないかの二択で考えると、決断出来ないものでも、WRAPを使えば、いろんな選択肢が考えられる。
決断から逃げていては、家はゴミだらけになり、キャリアアップせず老いるだけ。
目を背けていた問題にも、正面から向き合うツールを手に入れることが出来た気がします。
これからは、難しい問題を先送りせず、しっかりと考えて決断していこうと思いました。

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