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2016-12-21

ふつうではなにも貢献できない ブックレビュー「抜擢される人脈力」岡島悦子著


自分に「なにができるのか」ということを考えることがあります。
「なにがしたいのか」や「なにになりたいか」ではなく、誰かのために自分になにができるのか。
「なにかできることがありますか?」ということを漢字にすると「貢献」という文字になります。
この本は、貢献できる人になるためにはどうすればいいのかについて書かれた本です。

ユニークとはなにか?

人に貢献できる人は、ユニークな人です。ユニークでなければ貢献はできません。
ユニークってなんでしょう?
笑い話をしたり一発ギャグする人のことをユニークというのではありません。
ユニークというのは、独特であること、特異であることをユニークというのです。
こうやってブログなどに書く文章を書く場合も同じです。ユニークな文章は読まれます。どんなに立派なことを書いていても、どんなにむずかしい専門知識を書いていてもユニークでない文章は読むのが辛いです。だからユニークであることは、とても大事なんです。

ふつうを目指す

わたしたちは無意識のうちにふつうを目指しています。こういう時は、ふつうはどうするだろう。そう考えて、ふつうの行動やふつうの意見を探し出し、「自分はふつうの人間です」ということを必死にアピールしてします。
そうやって、ふつうをアピールすればするほど、ユニークな人ではなくなってしまうんです。

自分にタグをつける

では、ふつうではなくユニークな人。独特で特異な人になるためには、どうすればいいのでしょうか。それを著者は「自分にタグをつける」と言っています。人とは違う自分の特徴です。タグがない人は、ふつうの人ですから、ユニークではない人になります。ユニークでない人は相手にされません。ユニークでない文章は読まれません。だから、自分にタグをつけることが大事なんです。
そのタグも、自分の得意なことがタグになるのではないのです。自分が他人に対してしできる特異なことがタグになるのです。
例えば、歌を歌うのが得意な人がいたとします。
「わたしは歌が上手いんです!」
と言っても、「じゃあ、歌ってよ」と言われて、恥ずかしいから歌えないのなら、それはタグにはなりません。
歌はそんなに上手くないけど、その人のために心を込めて歌うことができるなら、それはタグになります。
どんなに勉強が得意で頭がよくても、それはタグにはなりません。
自分の持っている知識を人のために使えるなら、それはタグになります。
 

グループを作ろう

自分のタグというのは本人が考えるよりも、周りの人が見つけてくれるタグの方が多いのです。
だから積極的に人と会い、コミュニティーを作りましょうと言っています。そのグループの人たちが自分のタグを見つけてくれて、そのタグを広めてくれます。
「あの人は、こんなユニークなタグを持っているよ」と言って紹介してくれるのです。
それが人脈なんですね。

やはり貢献

そのグループの中でも、大事なのは貢献です。
グループのみんなから、なにかをしてもらうことや教えてもらうことばかりを期待して、全く貢献しない人のことをフリーライダーといいます。フリーライダーはグループから自然に排除されます。だから、ここでも自分はグループに対してどんな貢献ができるかを考えなければいけないんですね。

まとめ

この本のタイトル「抜擢される人の人脈力」というのをみて、あんまり印象がよくありませんでした。抜擢される人脈というイメージが、交流会とかに参加しまくって、とにかく人脈を増やして、そのコネを使って出世しましょう。みたいな感じがしたからです。
しかし、そんな本ではありませんでした。
どうやったら貢献できるのか、そのことについて徹底的に考え、とことん追求した本でした。
自分の特徴ってなんだろう。強みってなんだろう。自分はふつうの人だから何も持っていない。そんな人に読んでもらいたい本です。

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