toggle
2016-11-27

10年前、息子に宛てて書いた手紙が届いた


10年前に出した手紙が郵便受けに入っていました。

あるイベントで10年後に手紙を届けるという企画があったんです。その時、息子宛てにわたしが書いた手紙が10年たって届いたのでした。
もう、そんな手紙を書いたことさえ忘れていましたから、届いた時には驚きました。
手紙の内容は、こんなことを書いてました。
img_6642

10年後の秀太郎くん、こんにちは。俺は10年前の君の父です。

今は、2006年9月19日、夜の9時です。

今、10年前の君は太陽クラブでサッカーの練習を夜の8時過ぎまでやって、泥だらけになって帰ってきて、皿うどんを食べています。

10年前の君は、世界一のサッカー選手になるために毎日一生懸命がんばっています。学校の成績もなかなか良好で、親としては自慢の息子です。

10年後、20歳になってこの手紙を読んでいる秀太郎くんは、今どんな成年になっていますか。

今から君は思春期を迎えます。素直で真面目で泣き虫な秀太郎くんも、これからの10年間でいろんなことを経験し、学び、喜び、傷つき、一回りも二回りも成長していることでしょう。

今、君は何をしているのですが。大学に行っているのか、就職しているのか、浪人中か。なにをやっていても構いませんが、これだけは言っておきたい。

「日々を一生懸命すごしていますか」

「堂々と生きていますか」

10年前の、いま俺のそばにいる君は、毎日一生懸命がんばっています。堂々と生きています。10年たってもこれだけは変わらないでいてください。それが10年前の父が、10年後の君に望むことです。

がんばれ、重冨 秀太郎。


img_6638
以上が手紙の文章です。
これは10歳の息子が20歳になって読むことを想定して書いています。
いまから思春期を迎えることに対して、親としての不安な気持ちが滲み出てますね。
じぶんの子供時代を振り返ってみても10歳の頃は素直でかわいかったらしいです。それが思春期になり、親に反抗するようになり、ひねくれた成年になりましたから。
初めての子育てで、この素直な子がどんな風に変わっていくんだろうと不安だったんです。
この手紙を書いている時、もしかしたら10年後じぶんは死んでいるかもしれないなと思って書いたことを思い出しました。もし、息子が成人する前にじぶんが死んでしまったとして、成人した息子に伝えたいことはなんだろうと思って書いた手紙です。
息子はこの手紙を読んで、
「なかなか、いいこと書いてるじゃん」と言ってました。
わたしが息子に、
「俺が死んだら、この手紙を読み返せよ」と言ったら、笑ってました。

Comments

comments

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA