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2016-11-26

あなたは「中年」と言われて、どんな気分になりますか?


今月は誕生日がある月だったので、また一つ年齢が増えた。
40代後半のわたしのことを世間では「中年」と呼ぶ。
中年という言葉はどこか寂しくて哀れな感じがする。
「中年太り」「中年離婚」「中年童貞」
中年がつく言葉は、どれも暗いイメージがある。
あっ、「中年の星」という言葉は、けっこう明るい感じがする。
しかし、よくよく考えてみると「星」というのは夜に光るものだった。
どうやら中年は、人生の中では夜に分類されるようだ。やっぱり暗いじゃないか。
中年を辞書で調べると
「中年とは青年と老年の中間」と書いてあった。
青年と老年の中間とは、なんとも曖昧な定義だし、30歳代から50歳代までと、幅広い年齢の人たちが中年に分類されるようだ。
バリバリ働いている年代の多くが分類される中年というジャンルが暗いイメージというのは社会にとって良くないことだと思う。
中年はもっと明るく、カッコよく、元気なイメージにしなくてはいけない。そうしないと、社会は暗いままだ。
わたしが子どもの頃、中年の人たちはみんなカッコよかった。おじさんたちは、よく酒を飲み、偉そうに説教をして、スケベだった。おばさんたちは、厚化粧にくるくるパーマで、よくしゃべり、やたら明るかった。日本が高度成長期だった時代の中年は生き生きとしていた。
バブルがはじけて、日本が不況になってから中年を迎えた、今の中年世代は元気がない。若くないのに若者の真似をしたり、そんなに歳でもないのに老人のようになっていたりする。堂々と中年らしい中年が少ないのだ。
中年を樹に例えると、紅葉している状態なんだと思う
青年が若葉の季節、老年が枯れた老木、その中間の紅葉の時期が中年ではないか。
紅葉は美しい。樹がもっとも色づき華やかになる。そう考えると、中年も悪くない。
紅葉が美しいのは、いろんな色が混ざり合っているからだ。赤、オレンジ、黄色など、似ているようでそれぞれ違う色をしていて、それが混ざり合って独特の華やかさと深みが生まれる。
中年も、それぞれ違う色をしている。青年には色の違いがない。子どもはみんな若葉で同じ色をしている。中年になって初めて、自分の色が出る。
若葉が鮮やかに紅葉するためには条件がある。気温の変化が大きい方がいい色になるらしい。昼と夜の温度差が激しい方が鮮やかに色づくのだ。
中年も、平凡な人生の人は鮮やかに色づくことはできない。
仕事や家庭が幸せで満ち足りている時期もあり、辛く大変な経験をするから鮮やかな自分だけの色が出る。
そうだ、中年は自分の色を出せばいいんだ。いろんな経験を積んできた人ほど鮮やかな自分だけの色になるのだから。若者の真似をして、いつまでも若葉でいる必要はないし、老木になって葉を散らすには早すぎる。
これを読んでくれた中年世代の皆さん、みんなで紅葉しましょう。
紅葉は一本では寂しいものです。たくさんの樹がそれぞれ自分らしく鮮やかに色づくことで、はじめて美しい紅葉になります。
大地にしっかり根を張り、堂々とした幹で立ち、大きく枝を伸ばし、たくさんの葉を蓄え、鮮やかに色づき、かっこいい中年になりましょう。
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